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収益物件のさがし方②～川上物件はあるのか？
前回に続いて物件のさがし方について説明させていただきます。
前回、不動産ポータルサイトでも良い物件と出会えることはわかりましたね。特にathomeはおすすめです。
そうはいっても川上物件なんて本当にあるのか、また、もしあるのなら、どいしたら自分に紹介してもらえるのでしょうか？
今回は、みなさんが気になっている川上物件について書かせていただきます。
川上物件はあるのか？
川上物件とは何か？
川上物件の定義はあるのでしょうか？
結構あいまいな言葉ですが、大きくふたつの解釈があるのではないのでしょうか？
- 不動産オーナーから直接買う
- レインズ登録前の非公開物件を買う
不動産オーナーから直接買う
不動産オーナーから直接買う。つまり、買取再販業者価格や、手数料などがかからず安く仕入れられるということです。
かなり難易度が高いですね。初心者の方がこの手法を目指すのは、正直現実的ではないと思います。
不動産業者は横のつながりが強いので、何かしらのメリットがない限り個人に先に情報を流すことはないのです。
レインズ登録前の非公開物件を買う
レインズ登録前の非公開物件を川上物件と呼ぶのは微妙な気がしますが、これを川上物件と言っている方はいるので、ご説明させていただきます。
レインズとは、不動産物件情報交換のためのコンピュータネットワークシステムのことで、全国の不動産業者が加入しています。
通常、売り主から依頼された不動産業者はこのレインズに登録するのですが、登録されない場合があります。
これを非公開物件として紹介している業者もいます。
でも、なかなかあやしいもので、非公開物件といいながら、」いろんな業者から紹介される場合もあります。
はたして、この非公開物件は良い物件なんでしょうか？
川上物件＝安い物件なのか？
川上物件はどんな物件かだいたいわかりました。はたして川上物件は安いのでしょうか？
同じ物件で川上物件とと通常のルートの物件を比較してみましょう。
川上物件1000万円＝購入価格1000万円
川上物件1000万円+転売利益100万円＝購入価格1100万円
これなら、川上物件買いたいですよね。
でも、これならどうでしょうか？
川上物件1000万円＝購入価格1000万円
川上物件800万円+転売利益100万円＝購入価格900万円
転売業者の仕入れが安ければ、川上物件より安く買えることになります。
元の仕入れ価格が安ければ、転売業者が入っても安いことは普通にあることですし、川上物件だが高いこともあり得ます。
つまり、川上物件＝安いとは限らないのです。
それどころか、非公開物件です、川上物件ですとうたって、全く安くない物件をあなたにだけですと紹介することも普通に行われているのです。
物件の適正な価格を判断できないと、自称川上物件を安くない値段で紹介されることがあるので、本当に気をつけましょう！
まとめ
川上物件の言葉が広まると同時に、川上物件を探せという風潮が広まっています。
同時に、こうかつな業者が、川上物件ですよといって、決して安くない値付けの物件を紹介し、初心者の方の投資意欲をあおります。
川上物件の中には、自称川上物件が多数紛れ込んでいるので、物件の適正価格を判断し、本当の川上物件を見抜くことができようにがんばりましょう！
本当の川上物件は、業者のメリットのある人以外には流れてこなし。
川上物件＝安いとは限らないので、本当に安いか判断できる能力を身に着けよう。
今回も最後までご拝読ありがとうございす。
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