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「自己資金はどうためるか」の支出を減らすで、①住宅費を減らす、②車を売る、③保険を見直す。この3つが重要だとお話しました。
自己資金をためるのシリーズ最後の「保険を見直す」について書かせていただきます。
保険の各種商品について説明すると、かなりのボリュームになってしまいます。
今回は、自己資金をためるが主題なので、保険とは一体何だろうという本質的な内容を書かせていただきます。
保険とはなんでしょうか?
今回は、保険とのなかで生命保険、医療保険にスポットをあててお話させていただきます。
保険とは?
保険を辞書で引くと次の内容が書いてあります。
火災・死亡など偶然に発生する事故によって生じる経済的不安に備えて、多数の者が掛け金を出し合い、それを資金として事故に遭遇した者に一定金額を給付する制度。
一言で言えば、いざというときの助け合いの制度ですね。
だったら見直す必要あるのでしょうか?
確率論と還元率
まるで、競馬や宝くじみたいなタイトルですね。そう思った方は正解です。保険はギャンブルと共通していることが多いのです。
例えば、20~24歳の男性が医療保険に入っていたとして、1年間で入院する確率は3.5%です。
平均すると、一人当りに支払われる給付金は3500円程度です。若いのでまぁそんなものでしょう。
それに対し、支払う年間保険料はどの位でしょうか?概ね14904円です。
還元率を計算してみましょう。
給付額3500円÷保険料14904円=約23%
平均すると1/4以下ですか?まぁ、若い人はしょうがないですね。入院しやすい年齢はどうでしょうか?
後期高齢者になる75~79歳の男性を見てみましょう。
この年代は、1年間で入院する確率は30.9%です。20代前半と比較すると10倍近くになりましたね。
平均すると、一人当りに支払われる給付金は30900円です。こちらも10倍近くなりましたね。
それに対し、支払う年間保険料はどの位でしょうか?64704円です。
還元率を計算してみましょう。
給付額30900円÷保険料64704円=約48%
この年代でも還元率は半分以下なんですね。
本当に保険が必要かわからなくなりますね。
ギャンブルと保険の比較
ちょっと乱暴な書き方ですね。でもせっかくなので見てみましょう。
パチンコの還元率は85%です。意外と高いですね。、競馬や競輪、競艇などの公営ギャンブルの還元率は75%です。まぁ、そんなもんでしょう。
宝くじは45%です。半分以上胴元の実入りですか?胴元の実入りは公的に使われているので、宝くじは社会貢献ですね。
それでは保険の還元率はどうでしょうか?一般的に30%~70%と言われております。
企業によってまちまちですが、ギャンブルと一緒でかなり低い還元率ですね。
本当に保険に加入する必要があるのでしょうか?
保険に加入すべき人はだれか?
私は保険に若干は加入していますが、還元率の高い掛け捨てで、所得税の控除の範囲内です。
加入している理由は、還元率、税控除、確率から考えて無駄がないからですが、基本的には私に保険は必要ないと考えています。どうしてでしょうか?
病気になった時に必要な医療費、死亡したときに家族をやしなえる資金があるからです。
医療費ついては、社会保険で負担額の最高限度額があり、保険適用外の高度医療分を保有していれば十分です。
死亡したときの家族をやしなう資金も、不動産投資による収入があれば、食べるにはこまりません。
では、どんな人に保険は必要なのでしょうか?
収入があればすべて浪費してしまう、貯蓄は一切できない方、これは手元に資金がないので、保険に頼るしかありません。
当ブログをご覧になっているような方にはこのような浪費家はいないでしょうから、基本的に保険は必要ないと思っています。
住宅費に時も書きましたが、今の若い方の親世代の時はほとんどの人が保険に加入していましたが、これからの世代の方は必要な人だけが保険に加入すればよいのではないでしょうか?
まとめ
日本では現在でも保険に入るのが当たり前の雰囲気があります。
その雰囲気にまどわされず、自分にとって本当に保険が必要か、よく考えてみましょう!
保険の還元率を確認し、本当に必要か考えましょう。
自分の支出をコントロールできる人は、保険は必要ない。
今回も最後までご拝読ありがとうございす。
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