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amazonの不動産投資関連の書籍を検索したところ、約1000冊ありました。
一棟アパートを買おう、空き家を利用しよう、築古再生しよう、新築アパートを建築しよう等々様々な本があります。
それぞれの手法で成功されて、そのノウハウが凝縮された本がを2000円程度で販売されているので使わない手はないですね。
では、実際に書籍などで書かれている成功体験に再現性はあるのでしょうか?
今回は成功体験の再現性について考えてみたいと思います!
成功体験をどれだけ再現できるのか?
不動産投資を開始する時、「自分に近い属性の人のまねをしなさい。」とのアドバイスをよく耳にします。
確かに、年収400万円のサラリーマンの方が、年収2000万円の勤務医の投資手法をまねをしても無駄なので、ある程度理にかなっていると思います。
成功体験を再現するのは不動産投資で成功する最短距離なのでしょうか?まずは、実例を見てみましょう。
土地から新築の再現事例
土地を購入し、そこにアパートを建てて高利回りで運営するという難易度の高い投資手法を再現し、成功され方がいられます。
新築ですから当面は修繕等の大きな負担はなく、しかも土地から新築で高利回りで建築できたなら完璧な投資手法ともいえるかもしれませんね。
土地から新築では、土地を安く購入することが前提条件となりますが、この方が購入した土地は安く、駅からの距離も悪くありません。
アパートの建築費も安くおさえており、間取りもいい感じでここまでは完璧です。
建物ができると入居付ですが、もちろんここも成功者の再現を狙います。
しかし、ここで初めて壁にあたります。
どういうわけか、入居の申込みが入りません。成功者の言うとおりの方法で募集をかけているのですが、どうしてでしょうか?
他の方から修正のアドバイスもらいますが、成功者の再現にこだわってしまい、なかなか軌道修正できません。
最終的には軌道修正を行い、なんとか入居者がついて事なきを得たのですが、どうしてこの方はなかなか軌道修正することができなかったのでしょうか?
成功体験を再現するには。
不動産投資を行うには、様々な要因の影響を受けます。
首都圏・地方という大きな意味でのエリア、〇〇駅の北側の商店街を抜けたエリア等のニッチな意味のエリア、時期やタイミングなどなどです。
ひとことに再現すると言っても、これらの条件が違うので、全く同じことを行うことはそもそもできません。
また、成功者は書籍等で成功体験を書いていますが、実際は小さな失敗を繰り返しており、このトライ・アンド・エラーによって成功しているのです。
つまり、成功体験を再現をするにしても同様で、成功者の示した成功への最短距離の直線をトレースすることはできず、トライ・アンド・エラーを繰り返しながら軌道修正する能力が必要なのです。
この方の場合ですと、安く土地を購入し、安く建物を建築するところまではほぼ完璧だった自身の成功体験があったことにより、後半は余計に軌道修正が困難になってしまったのです。
自身で気付き軌道修正するには、成功体験を再現する最短距離の知識だけではなく、つまづきがあったときに対応できる、幅広い知識が必要なのです。
まとめ
成功体験の再現は、不動産投資をスタートする段階では特に有効なので、チャレンジする価値はあると思います。
一方で、あまりに浅い知識でチャレンジすると、ずれが生じたときに対応することができず、大きなつまずきとなる可能性を含んでしまいましす。
成功体験の軌道から外れたときに修正るには、次のふたつの方法があります。
- 成功体験の再現を目指して懸命な自分とは別に、全体を俯瞰できる冷静な意識下のもうひとつの人格を確保する。
- 成功体験の知識にとどまらず、幅広い知識を吸収したうえでスタートを切る。
どちらも、少し難易度が高い修正方法ですが、それでも一定の道筋がはじめから見えている手法なので、やみくもにスタートするよりは、始めやすいと思います。
いずれにしても思い切ってスタートを切らないことには不動産投資を始めることはできません。
がんばりましょう!
成功体験の再現は、不動産投資においても有効な手段の一つである。
成功体験の知識のみにとらわれず、幅広い知識を取得したうえで、スタートするほうが安全である。
今回も最後までご拝読ありがとうございす。
更新がんばります!
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